2000年度東京同窓会総会が7月1日、初夏の東京・表参道の青山ダイヤモンドホールで開かれた。
東京の総会は小学部から短大、大学、泉ケ丘まで関東在住の「オール帝塚山」の集い。世話役は卒業生が交代で引き受け、今回は40回卒の番。関西からも同窓会役員はじめ卒業生が多数「応援」に駆けつけ、出席者は総勢157人。
玉井彰一・東京同窓会会長が「ミレニアム総会」を祝って開会を宣言。脇田修院長が「新しくなった母校を見に来てください」と呼びかけ、泉ヶ丘中・高校の木下敏彦校長が「少子化のなかでも泉ヶ丘中学校への志願者は減っておりません」と母校の元気なところを紹介された。
恩師の白石裕先生(高等部)は新聞部顧問時代の思い出に触れ、「帝塚山新聞は表彰を何度も受けた。その縮刷版を繰れば戦後の学院の歩みがわかります」と話され、小谷僖三郎先生(同)はウクレレで「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」を弾き語り。アンコールを求める声が続いた。
ゲストは中、高等部卒で元劇団四季の久野綾希子さん。ミュージカル曲「メモリー」を熱唱。思いがけない「特別公演」にホールは一瞬静まり返り、やがて拍手が鳴り止まなかった。
ビンゴゲームを楽しんだあと、鈴木幸子さん(40回卒)の指揮で旧歌、学院歌、祝歌「あかね雲」を全員で歌い、遠く過ぎた学院時代の日々を思い起こした。
脇田院長は総会の印象を「すばらしい会でした。東京にも多くの卒業生がおられ、ご活躍されている様子がよくわかりました」と話された。
(40回総会世話人記)